2007年6月14日木曜日

ムスコがたつ

1歳の誕生日を迎えて2日。奥さんがメールでしらせたところによると、昨日息子が立ったらしい。
今日は注意深く見ていたけれども一度もたたず、期待はずれに終わったが、なにか良い刺激と足場さえあれば、おそらく立つことが出来ると。
奥さんは山本太郎の「生れた子に」を思い出したらしい。
「もうだめなんだ/お前は立ってしまったんだ/脳味噌の重みをずーんと受けて/立ってしまったんだ/もうだめなんだ/ごらんお前は影をもってしまった」・・・。(山本太郎 「生まれた子に」)
そうして疑いの石を空に投げると、30年後に頭に落ちてきて、今度は心でもう一度たたねばならないらしい。なんとも、詩人というものは味わい深い想像をめぐらせるものです。

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