2009年3月11日水曜日

virtualPC2007はネットワークではvmwareに勝てないぞ

ホストPCが1Gbpsのネットワークにある場合、VMwareは素直にに1Gbpsで通信できるが、VirtualPCはどうかといえば。
VirtualPCがホストのネットワークアダプタを利用する場合は100Mbpsで頭打ち。NAT接続はさらにその1/8程度の速度しか出ませんです。VirtualPCでは、ホストが1000baseでも、ゲストは、ホストアダプタ使用では100base、NATでは10baseってな具合。
環境:ホストWinXPpro sp3、ゲストWin2kpro sp4でのお話でした。

2009年2月24日火曜日

止まらないGraphGearを止めるメモ

http://www.creativesynthesis.net/blog/projects/graph-gear/
GraphGearは関連性をつないで示すグラフで、なかなか面白いんだが、ノードをガシガシ追加していくと、CPU負荷が高止まりする。高止まりまでの動作は以下の通り。
GraphVis.asで・・・
1.onEnterFrameでrenderGraphを呼んで、renderGraph内で各ノードを動かす
2.renderGraphではノードの動きを合算して、閾値を超えたらonEnterFrameをdelete して止める。

ところが、閾値は、STOPRENDERで、デフォルト0.01、という動作なのだけども、大体ノードの動きが1以下の場合はほぼ動かない。でノードが10程度あると、たとえばみんな0.1とか微妙に動きながら平衡するので、グラフ自体はほぼ停止しているのに演算は続けられ、したがってonEnterFrameイベントが発生し続けてCPU高止まりという具合になるわけです。まあ、ずっとピクピクうごいているのも、GraphGearのいいところかもしれませんが。

そこで、たとえば条件を「1以上動いたノードが1つ以上ある場合はrenderGraph続行」としてみようかと。
GraphVis.as、renderGraph内、if(_root.LineLock != "y") { 以下で、

movedx=currentNode._x;//x値を持っといて
currentNode._x=Math.min(Math.max(currentNode.NodeImage._width/2, currentNode._x += currentNode.dx), _root.GraphWidth-currentNode.NodeImage._width/2);//動かして
if(currentXPos + Math.abs(movedx - currentNode._x) >= 1){currentXPos++;}//1以上動いたら動いたと。

//_yも同じ変更。省略。
//ここはコメントアウト。
//currentXPos = (currentXPos + currentNode.dx);
//currentYPos = (currentYPos + currentNode.dy);

あとは、
STOPRENDERの値をGraphVis.asをいじって直接1や2に変更するか、javaScriptでflashMovie.changeProperty('STOPRENDER', 1);とでもするか。で、確実に止まるようになるのでした。

あるいは、各ノードの移動の平均値が0.1以下になったら、なんてのもよいかも。
currentXPos=(currentXPos + Math.abs(movedx - currentNode._x)
currentYPos=(currentYPos + Math.abs(movedy - currentNode._y)で、

最後に
movedPos=currentXPos/nodeList.length + currentYPos/nodeList.length;
if (movedPos < STOPRENDER && (_root.isDragging == false)) {
trace("STop Render");
stopRendering();
}
それとも最大値が適切か。

ついでにGraphVis.asなど変更した後、mtascを使って再コンパイルしてみる方法メモ。

GraphGear-1.4\sourceのフォルダにmtasc.exeを投入。
コマンドラインで
GraphGear-1.4\source>mtasc GraphLoader.as GraphVis.as -swf GraphGear.swf -out GraphGear2.swf -version 8 -cp classes
すると、GraphGear.swfをもとにGraphGear2.swfが新たに作成されるという寸法。

2009年1月19日月曜日

ログインしていない状態のタスクをSYSTEMで動かす

常時起動のWindowsXPなどで自動更新後にログイン画面で止まってタスクが実行されなくて困ったあなたにお届けする、Windowsで、ログオンしていない状態でタスクを実行する方法のメモ。または、パスワードが設定されていないユーザーアカウントしかない状態でも非ログオン状態でタスクを実行したい場合はSYSTEMにやらせれば良いのでは、というメモ。
  1. 実行するアカウント名に「SYSEM」と入れます。
  2. パスワードは空欄。
  3. ログオンしている場合にのみ実行する のチェックを外す
  4. 実行するは当然チェック。

PSCPの新規サーバーへの接続など一度だけSYSTEMアカウントにYを押させる必要がある場合は、事前にバッチファイルなど作ってecho y|コマンド とでもしてから、一度だけそのバッチファイルをタスクから実行で。
pscpの例: echo y|pscp -ls -pw hogehoge hageuser@hostname.com:/

2007年8月3日金曜日

ドイターv.s.アップリカ ベビーキャリア対決

ドイターは本格登山にも対応できる、バックパックのメーカー。で、アップリカはベビー用品のメーカー。
で、バッグパックメーカーとベビー用品メーカーが、登山に当たって入用なベビーキャリアにおいて、どう違うかというと下記のとおり。

ドイター キッズコンフォート http://allabout.co.jp/travel/outdoor/closeup/CU20050801A/index.htm

アップリカ ズッコオム キャリー&テーブルチェア
http://www.amazon.co.jp/dp/B000FQRSAY/

んん~、当然、ドイターのキッドコンフォートIIと、オプションの日よけ雨よけを買ったんですが、ほぼ全重量を腰で受けるので、10Kgのムスコを背負って阿波踊り見に行ってももぜんぜん問題なし。ほとんど一緒に踊れるレベル。体の負担がまったくありません。通常のバックパックよりもやや上に重心があり、ちょっと不安定なので足元に気を使う必要はあるけれども、これなら登山もできましょう。
おんぶ紐はアップリカのイージータッチライトを持っており、これの簡便性とフィット感はなかなか良いのですが、キャリーを買うか、これで登山強行か、を判断するにあたって歩き回って見ると、大1~2時間くらいまでが限界。やはり肩荷重なのでそれ以上はきついです。
キッドコンフォートはI~IIIまであり、
Iは、横バックルがついてないので横から入れられない、荷物スペースが少ない、メッシュポケットが少ない
IIは日よけが別売りで、よだれカバーやパッドがIIIより少ない
IIIはフル装備
となります。
IIはお子さん以外の荷物容積が18リットルと、自分の荷物多少と、オムツ程度は入る余裕があるので、丹沢日帰り程度は余裕でしょう。

比してアップリカ。これもたぶん、腰荷重気味なんだろうけれど、子供の安定感とかどうなんでしょう。上方でふらふらするのが目に見えており、キッドコンフォーでは自転車に乗れるが、キャリー&テーブルチェアでは絶対無理。赤子が剥き身で紫外線にさらされるのもちょっとなあ。
そもそも「テーブルチェア」と「ベビーキャリア」が一緒になってるってのが、無理があるのではないかなぁ。

ともかく、ドイターを買って大満足してますが、アップリカの背負子で大満足された方はいますでしょうか。

2007年6月25日月曜日

アンチョビと対決

アンチョビとは、

1.新鮮なヒコヒワシを買ってくる
2.焼酎で洗う(滅菌)
3.塩をまぶしてタッパーに入れて一ヶ月以上冷蔵庫で放置する
4.手開きしてオリーブオイルにつける

で完成なものですが、今回はなんと、3.の手順で白カビが生えた。

白カビ、って今日は、半額で売っていたサンタンドレとバラカを食べたので、白カビはいやというほど食べたのだけれども、自作のアンチョビに生えた白カビはちょっと自信がない。

でも手開きしてみたら、芳醇な香り。

そして恐る恐る食べて見たら、そりゃまた旨いのなんのって。

とりあえず、オリーブオイルにつけて、最後まで付き合うつもりですが、明日腹痛などでなかったらこれはなんだか、いい話です。
ちなみに画像は、手開きにして、焼酎を浸したキッチンペーパーに並べて水分を取っているところです。ここからビンに入れてオリーブオイルをなみなみ注いで空気を遮断することによって発酵を止めて出来上がり。

2007年6月15日金曜日

絵本を解す

わが子は、これまで絵本を読み聞かせようとすると、絵本をつかんで後ろにぽいっ、とやったり絵本に噛み付いたり、と甚だ暴君っぷりを発揮していたのだけれども、本日はちがったらしい。
一ページ目と二ページ目で、なにか同一のものの二つの層があらわになる仕組みの絵本で、ページをめくって見せると「あ~!」と奇声を発したという。絵本は物語を伝えるものであることが分かったらしい。
だんだん、何かが何であるかがわかってくる1歳なのだなぁと、歓心歓心。

2007年6月14日木曜日

ムスコがたつ

1歳の誕生日を迎えて2日。奥さんがメールでしらせたところによると、昨日息子が立ったらしい。
今日は注意深く見ていたけれども一度もたたず、期待はずれに終わったが、なにか良い刺激と足場さえあれば、おそらく立つことが出来ると。
奥さんは山本太郎の「生れた子に」を思い出したらしい。
「もうだめなんだ/お前は立ってしまったんだ/脳味噌の重みをずーんと受けて/立ってしまったんだ/もうだめなんだ/ごらんお前は影をもってしまった」・・・。(山本太郎 「生まれた子に」)
そうして疑いの石を空に投げると、30年後に頭に落ちてきて、今度は心でもう一度たたねばならないらしい。なんとも、詩人というものは味わい深い想像をめぐらせるものです。