2007年6月3日日曜日

子供が扉関係をあけるのを妨げる器具について


左に白く写っているような器具や、この器具の中間部分にビニールバンドがついていささか長い、いうなれば「子供が扉関係をあけるのを妨げる器具」がべビザラス辺りでは売っているのだけれども、時にはミッフィーが描かれていたりしてラブリーなのだけれど、使いにくいったらありゃしない。
大人だって開けにくいし、吸盤はすぐ落ちるし、両面テープを使った製品は一度張って、位置が悪いと付け直そうとすると粘着面のスポンジごとはがれて、2度と使えない始末。
ばかじゃないのか、こんなもの作って売っているやつらは。

開けるな、という日本語が通じない子供があけられなければそれで良いわけで、なにも、大人が開けるのに困る必要はない。
で、ハンズに行って買ってきたのがゴムひも。自転車の荷台に巻いて荷物を拘束する材質の細いバージョン。これで輪を作ってとめりゃいいじゃん。それで問題ないじゃん。
コスト比較では、彼の器具:¥800-、対してゴムひも¥197-/m。 2mも買ってくれば、うちの中の3、4箇所の扉を結束することが出来ます。
赤ん坊~子供対策の製品を作っている連中は、概してその製品によってニーズを満たそうとする層の期待のみを念頭に置きすぎて、それがどのように便利であるか、を考えていないモノを作りすぎている気がする。ベビーカートのタイヤ径が小さすぎるぞコンビにアップリカ。歩道と車道の境目の段差すら越えにくいじゃないか。重量を削るためにタイヤ径を削るって、本当に利便性が向上しているのか、アップリカよ。
「子供が扉を開けて困る」というニーズに対して、子供だましの「なんか扉があかない器具」を真っ正直につくる、大人が開けられて子供が開けられない、という原則のみを酌んで、利便性を度外視して商品化するってのは、なんか本末転倒でしょう。
そんなわけで、「子供がなにかしないように何かする器具」や、「子供が何かするためにどうにかする器具」については、身の回りの大人用の既存製品の流用が利くならば、それを利用するに越したことはないということを念頭において、ベビーザラスに行くのが良いでしょう。

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